OKIグループの大判プリンタ事業会社である株式会社OKIデータ・インフォテックは、54インチ幅（1372mm）のメディアに対応するエントリーモデル「ColorPainter E-54s」を発売した（出荷開始は10月下旬）。独自の低臭気ソルベントインク「SXインク」を採用したモデル。この「SXインク」は、上位モデルの64インチ対応機「M-64s」や104インチ対応機「H3-104s」にも採用されているインクで、高濃度でありながらシャドウ部のディテール表現に優れた電飾用高濃度プリント性能など、「ColorPainter」シリーズの特徴を継承している。標準価格は169万円（税抜）。

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本製品は、出力解像度が最高1080dpiのオンデマンドピエゾ式インクジェットプリンタだ。インク容量は各色500mlで、C / M / Y / K / LC / LMの6色。21.3平方メートル/hの出力速度が実現されている。導入コストを抑えたエントリーモデルながら、カラー光学センサーで往復と送り調節を自動で行う機能や、独自のアルゴリズムとマスクパターンによる最適なドットサイズで粒状間の低減などを実現する「スマート・パス・テクノロジー4（SP4）」を搭載。従来は手動であったノズル番号を自動で設定できる「ノズル代替機能（SNM3）」も採用されており、設定作業の負荷軽減やプリントヘッド印刷抜けによる画質への影響をなくし、安心して連続出力を行える。本体サイズは2576（幅）×1255（高さ）×830（奥行）mm、重量は205kg以下、インターフェイスはUSB 2.0 High-Speedで、RIPは「ONYX RIPCenter OKI Edition」。

株式会社OKIデータ・インフォテック
URL：http://www.okidata-infotech.co.jp/
2016/09/08