日本HP、代表取締役に小出伸一氏が就任

日本ヒューレット・パッカード（以下、日本HP）では、12月1日付けで小出伸一（こいで・しんいち）氏が代表取締役社長執行役員に就任。同月12日、小出氏の就任記者会見が開催された。

小出氏は1981年日本アイ・ビー・エムに入社、社長補佐などを経た99年に米国IBMに出向し、元会長のルイス・ガードナー氏のもとでコーポレートストラテジーを担当。2002年から日本アイ・ビー・エムで取締役を務めた。

その後、2005年4月に日本テレコム（現ソフトバンクテレコム）に入社、2006年6月には取締役副社長となり、同社がソフトバンクテレコムと社名を変更すると同時に、代表取締役副社長兼COOに就任した。

記者会見で日本HPを率いていく上での今後の展望などを問われた小出氏は、「お客様が経営やビジネステクノロジーで困ったとき『HPに聞いてみよう』と思ってもらえるような会社にしたい」、「変化に対応するというよりも、変化を起こす側、発信型企業を目指したい」と、豊富を語った。