MSI、VR用のバックパック型PCの量産モデル「VR One」を東京ゲームショウで公開

MSI VR One

MSIとHTC社のVIVE開発チームは、VR対応バックパック型PCの量産モデル「MSI VR One」を、「東京ゲームショウ2016」にて世界で初めて一般に公開すると発表した。
同製品は、VRヘッドマウントディスプレイ「HTC VIVE」に最適化したバックパック型PC。HDMI出力とミニディスプレイポート、Thunderbolt 3ポートなどを備えており、片目あたりデュアル2Kの出力が可能。これらのポートはすべて、90fps以上の性能を必要とする高性能VRデバイスのために用意されている。また、今後登場が予想される拡張VRデバイスを接続するためのポートとして、USB3.0ポートも4基搭載している。

冷却システムは2基の特別設計のファンと9本のヒートパイプで構成されており、背負った状態の機器配置で最高の性能を発揮するよう最適化しており、41dBA以下の動作音を実現している。

また、ユニットの左右には2つのホットスワップ可能なバッテリーを搭載しており、左右独立した白色LEDインジケーターによって各バッテリーに対して4段階の残量表示を行う。バッテリーのホットスワップを行う際には、ACアダプターを繋ぐことなくバッテリーを1つずつ交換できる。ACアダプターを使うことで、2つのバッテリーを同時に交換することもできる。
発表資料
URL:http://bit.ly/2cJduMh
2016/09/13
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