福井県大野市、高校生22名が制作した地元密着型のポスターを公開して「ポスター総選挙」を実施

「大野ポスター展2016」

福井県の大野市は、「大野へかえろう」プロジェクトの一環として、高校生が地元の事業者の魅力的なポスターを制作する企画を実施。完成した全22点の作品を「大野ポスター展2016」で公開し、人気投票の「ポスター総選挙」企画も開始した。期間は2016年11月23日(水・祝)までで、作品はポスター制作事業所22カ所を含む各所の市内施設に掲示。これらのポスターはインターネット上でも公開されており、「ポスター総選挙」へのWeb投票も行える。
「大野へかえろう」プロジェクトは、地方創生 / 人口減少対策への取り組みとして展開されている。ポスター制作も、地元を盛り上げるための企画の1つだ。ポスター制作を通して大野の高校生に地元の魅力に気付いてもらい、いつか大野にかえるきっかけ作りや、未来の大野を支える人材の育成につなげることを目的としている。今年は新たに、商店だけではなく、保険業 / 工務店 / 電気・給排水工事業などの事業所も参加した。高校生たちは、4日間の制作ワークショップで取材 / 企画 / 撮影まで実施。22点全てが、若々しい意欲的な発想に満ちた作品に仕上げられている。
Webでも参加できる「ポスター総選挙」では、投票により最も人気のポスターを決定。市内の掲示場所では、越前おおの結ステーション / 越前大野駅 / ショッピングモール Vioに投票用紙が用意されている。複数のポスターに投票することもでき、1枚のポスターにつき1人1回までの仕様。投票結果は、11月23日(水・祝)の締め切り後に集計して発表が予定されている。

学生による制作風景

完成したポスターの例
本格炭火焼料理 一(はじめ)

完成したポスターの例
手作り工房「もっこ」

大野市
URL:http://www.return-to-ono.jp/index.html
2016/09/21
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