“商品の芸術化”を目指してきた資生堂の香水瓶展「Les Parfums Japonais」が4つの拠点で開催

「Les Parfums Japonais -香りの意匠、100年の歩み- 」

株式会社資生堂は、銀座から文化を発信するプロジェクト「BEAUTY CROSSING GINZA」の第4弾として、香水瓶展「Les Parfums Japonais(レ・パルファム・ジャポネ)-香りの意匠、100年の歩み- 」を2016年11月よりスタートする。銀座に立地する同社の4つの拠点から同一テーマで文化を発信するプロジェクトで、資生堂銀座ビル(Ginza Communication Space)では先行して9月26日(月)より展覧会を開催中。残り3つの拠点のうち、資生堂ギャラリーと資生堂パーラービル(東京銀座資生堂ビル)では11月2日(水)、SHISEIDO THE GINZAでは11月17日(木)から展示が開始される。いずれも入場無料。
株式会社資生堂の商品開発では、初代社長の福原信三氏(1883~1948年)の化粧品づくりの姿勢を示す“商品の芸術化”という精神が、今日まで受け継がれている。今回の一連の展覧会は、その“商品の芸術化”の精神などを、同氏も情熱を注いだ香水瓶のデザインから感じ取ることができる企画だ。同社の香水づくりのルーツであるフランスの香水瓶や、1917年に「香水花椿」を発売してからの100年に及ぶフレグランス事業の足跡が紹介される。
先行して開催中の資生堂銀座ビルでは、戦後から現代までの香水瓶を「悠・優・誘・遊・幽」の5つのキーワードで分類して展示。資生堂ギャラリーでは、フランスの香水瓶とともに、福原信三氏が自ら手掛けた初期から今日までの約50点の香水瓶が紹介される。さらに、マツダ株式会社がデザインの思想・哲学として掲げる“魂動”をテーマに、株式会社資生堂が香りとボトルの造形をデザインした非売品のフレグランス「SOUL of MOTION」も登場。なお、上記の2会場では、インタラクティブ・アートなどを手掛けるクリエイティブ集団の「plaplax」とコラボレーションした空間演出も見所だ。そのほか、資生堂パーラービルの1F展示スペースでは「現代詩花椿賞」の受賞者に贈られた特製香水入れ、SHISEIDO THE GINZAの2Fでは「セルジュ・ルタンス」の香水瓶が展示される。

資生堂 EverBloomオードパルファム 2015年

2008年「現代詩花椿賞」で贈呈された特製香水入れ

■期間
資生堂銀座ビル(Ginza Communication Space):
2016年9月26日(月)~12月22日(木)

資生堂ギャラリー:
2016年11月2日(水)~12月25日(日)

資生堂パーラービル(東京銀座資生堂ビル):
2016年11月2日(水)~12月25日(日)

SHISEIDO THE GINZA:
2016年11月17日(木)~12月下旬

■開催場所:
資生堂銀座ビル(Ginza Communication Space)
東京都中央区銀座7-5-5

資生堂ギャラリー:
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル B1F

資生堂パーラービル(東京銀座資生堂ビル)
東京都中央区銀座8-8-3

SHISEIDO THE GINZA
東京都中央区銀座7-8-10

■問い合わせ先:
株式会社資生堂
url. http://www.shiseidogroup.jp/
2016-09-26
2016-12-25
event


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