北海道のヤマト運輸、路線バスに荷物を搭載する「客貨混載」を開始

運用フロー

ヤマト運輸株式会社は27日、過疎化や高齢化が進む中山間地域におけるバス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を目的として、路線バスがヤマト運輸の荷物を輸送する「客貨混載」を開始すると発表した。

 

名士バス株式会社、士別軌道株式会社、十勝バス株式会社とヤマト運輸は、過疎化が顕著で乗員数も減少し、バス路線網の維持が課題となっているエリアで実証実験を行っていたが、本格的に「帯広陸別線・朝日線・下川線・恩根内線」の4路線で「客貨混載」システムを稼働させる。

 

バスの一部には宅急便を積載するためのスペースを確保し、届け先の最寄りのバス停留所で荷物を現地のヤマト運輸セールスドライバー(SD)に引き渡し、配達はSDが行うという運用形態となっている。

荷物積載イメージ

運用エリア

発表資料

URL:http://www.yamato-hd.co.jp/news/h28/h28_67_01news.html

2016/09/28

 

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