数え年104歳の今でもなお精力的に表現活動を続ける女性美術家・篠田桃紅氏の展覧会「人生は一本の線」

2016年9月28日（水）から10月10日（月・祝）まで、阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリーにて、篠田桃紅氏の展覧会「人生は一本の線」が開催されている。篠田桃紅氏は、数え年で104歳になる今でもなお、日々硯に向かって精力的に表現活動をしている女性美術家だ。墨を用いた抽象画を中心とした作品が有名で、本展の会場にも、抽象表現の作品や墨を用いた書の作品が並ぶ。入場料は一般800円 / 高校・大学生600円 / 中学生以下無料。入場は閉店30分前までで、最終日のみ18:00閉場となる。

1913年（大正2年）生まれの篠田桃紅氏は、1956年に単身ニューヨークへ渡米。2年ほどで実力が認められ、世界から注目を浴びる存在となった。その作品は、国内だけでなく海外の美術館にも数多く収蔵されている。今回の展覧会では、数ある作品の中から特に90歳以降の作品に注目し、最新作や未公開作品を含む約50点が一挙に公開された。さらに、同氏の作品と建築を融合させた空間演出の代表的な仕事の軌跡や、制作現場のアトリエなども写真で紹介。年を重ねても第一線で活躍し、世界的に有名な女性美術家の魅力を存分に堪能することが可能だ。本展のために撮影されたインタビュー映像も上映され、“若い人へ”として本展に寄せての想いが伝えられている。

■期間：
2016年9月28日（水）～10月10日（月・祝）

■開催場所：
阪急うめだギャラリー
大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 9F

■問い合わせ先：
阪急うめだギャラリー
tel. 06-6361-1381（大代表）
url. http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/

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