「すみません」「はーい、今伺います」を無くせる飲食店向けIoT「デジベル」が発売

デジベルのサービスキューブ

株式会社エスキュービズムは、飲食店向けIoT製品「デジベル」を発売した。
同製品は、飲食店に訪れた客が卓上のサービスキューブを倒すだけで、店員に要望を伝えられる飲食店向けIoT製品。キューブの各面には、「お水」「次の料理」「片付け」「会計」「呼び出し」などの用件が記載されており、来店客が自分の伝えたい用件が書かれた面を上にして置くと、店員が付けているリストバンドに用件とテーブル番号が表示される。

従来のコールベルでは、客がベルを押して、店員がそのテーブルに来て用件を伺うというステップが必要だったが、デジベルであればそのような客を待たせる1往復を省くことが可能となり、店舗オペレーションの効率化や客の待ち時間削減による顧客満足度の向上などが期待できる。また、待ち時間などの数値を測定し、対応履歴としてデータベース化することも可能で、データを分析することでオペレーションの改善に役立てられる。

サービスキューブは6面で構成され、5つの用件を登録できる。1卓に1台設置し、サービスキューブを倒すことで、スタッフに要件を伝えられる。サービスキューブが倒されると、リストバンドに要件内容と卓番がモニターに表示される。また、サービスキューブやリストバンドの管理や対応状況を確認できるコントロールタブレットや、
キューブを置く台座、キューブの使い方を説明するカードも用意している。
株式会社エスキュービズム
URL:https://digibell.jp/
2016/10/05
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