佐賀県では初のジブリ展!「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」が佐賀県立美術館で開催

「耳をすませば」背景画およびセル画。ストーリー中で音楽が大きな意味を持った「耳をすませば」にちなんで、本展では各種のコンサートも関連イベントとして開催される

2016年10月7日(金)から12月4日(日)まで、佐賀県立美術館で「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」が開催される。これまで全国各地で催されてきた展覧会が、佐賀県でも待望の開催。佐賀県ではスタジオジブリの展覧会の開催自体が初となる。月曜休館(10月10日は開館で翌11日が振替休館)、時間は9:30〜18:00(11月19日はナイトミュージアムとして20:00まで開館)で、当日券での観覧料は1200円 / 高校生以下無料。
本展では、スタジオジブリの全面的な協力のもと、近藤喜文氏(1950〜1998年)が描いたキャラクター・デザインやアニメーション原画、イメージボード、スケッチなどを数多く展示する。近藤喜文氏は、高畑勲・宮崎駿両監督から厚い信頼を寄せられ、数多くの作品に携わった。1995年の長編アニメ映画「耳をすませば」では監督を務めるが、その後しばらくして47歳で急逝。スタジオジブリを支える才能の若すぎる死を惜しむ声は強く、現在でもファンが多い。本展では、その近藤喜文氏による清潔な人柄と温かな眼差しから生まれた世界を楽しむことができる。
展覧会初日の10月7日(金)からは「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」の佐賀市営バスのラッピングバスを運行。同じく初日の10:00からは、スタジオジブリのイベント事業部プロデューサーである田中千義氏を招き、事前申し込み不要のギャラリートークが実施される。会期中の11月5日(土)には、佐賀県立美術館ホールで「耳をすませば」の上映会も開催。11:00からの回と15:00からの回があり、各回の定員は450名で、展覧会観覧チケットがあれば無料で鑑賞できる。

「魔女の宅急便」イメージボード

■期間:
2016年10月7日(金)~12月4日(日)

■開催場所:
佐賀県立美術館
佐賀県佐賀市城内1-15-23

■問い合わせ先:
この男がジブリを支えた。近藤喜文展実行委員会事務局(サガテレビ事業企画部内)
tel. 0952-23-9112
url. http://www.sagatv.co.jp/generic/ghibli/
2016-10-07
2016-12-04
event


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