生きた宝石をデザインした日本酒「錦鯉」2016年度グッドデザイン賞受賞。 パッケージと味で日本文化を世界に

日本酒「錦鯉」。 カートンには錦鯉を模した窓が抜かれている。

今代司酒造株式会社は、自社で製造する日本酒「錦鯉」が2016年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表。
同商品はボトル自体が「錦鯉」の姿を表現している目にも鮮やかな日本酒。付属カートンには錦鯉の形をした窓が設けられ、より分かりやすく錦鯉を鑑賞できるデザインとなっている。かつて日本酒が「樽」で出荷されていた時代、酒蔵は酒屋に、酒屋は客に水で薄めた酒を提供していたことから「金魚酒」(金魚が泳げるほどに水で薄められた酒)という単語で揶揄されていたものの、今代司酒造は薄めることなく出荷していたことから <今代司は「金魚酒」ならず 威風堂々たる「錦鯉」> という言葉で大変喜ばれていたことが伝わっている。そこで以前より検討していた「錦鯉」という名称に加え、「デザインの力を借り日本を代表するような日本酒をつくろう」というコンセプトのもと、”生きた宝石”の愛称で世界中から愛される観賞魚「錦鯉」を全面にあしらったパッケージが生まれたと語っている。

並べるとまるで泳いでいるかのよう

【錦鯉の様に華やかで、清らかさの中に堂々とした味を感じられるお酒】として開発されたこの錦鯉。元来贈り物として使われることも多い日本酒に、「登る」鯉という縁起の良さも相まって昇進祈願や祝いの品にも最適。グッドデザイン賞だけでなく、カンヌライオンズやワンショウなど10以上ものデザイン賞を受賞しているこのボトル、是非飲み終わった後も飾って楽しんでもらいたい。
今代司酒造株式会社:http://www.imayotsukasa.com/
BULLET Inc.:http://bullet-inc.jp/
2016/10/07
2016-10-07
release


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