希少な米をワインボトルに入れた新発想デザインの「コタキヌーボー2016」が販売開始

「コタキヌーボー2016」

米の販売を手掛ける株式会社サヱグサ&グリーンは、長野県栄村小滝地区で生産される希少なコシヒカリ「コタキヌーボー2016」および「コタキホワイト」の新米の販売を開始した。いずれも品種はコシヒカリ100%で、内容量は白米620g(4合)。ギフトボックス入りの価格は各2000円(税抜)で、「コタキヌーボー2016 ギフトボトル」は新米時期(2016年末)までの期間限定かつ2016本の数量限定で販売されている。
両商品は、まるでワインのボジョレー・ヌーヴォーのような発想で、ボトル入りのパッケージデザインを採用。各種のセット商品も販売されており、「コタキホワイト」には米袋2kgや米袋5kgもラインナップされている。「コタキヌーボー2016」のラベルデザインは、2015年に引き続き、イラストレーターの“うよ高山”氏が手掛けた。従来の米のパッケージの概念を大きく変化させ、プレゼントギフトにも適した商品だ。
雪深い地区で丁寧に作られたこの希少なコシヒカリは、作付け量が少なく地元でほとんど消費されていたため、美味しさに定評はあるものの、一般にはなかなか流通されなかった。その生産地である世帯数わずか13件の集落「小滝」と出会い、「コタキホワイト」の再ブランディングを手掛けることになったのが、もともと子ども服の老舗であった「ギンザのサヱグサ」だ。株式会社サヱグサ&グリーンおよびブランド「Kotaki Rice& Future」を立ち上げ、2015年から本格的に米の販売をスタートしている。
同社は、里山の復興と継承を願い、「コタキホワイト」と「コタキヌーボー」のボトルの売り上げの一部を復興支援金として寄付する取り組みでも注目された。「コタキホワイト」は、これまでに「The Wonder 500」に2015年 / 2016年と連続選出されており、「2015年ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」や「日本ギフト大賞2016 長野賞」も受賞している。

「コタキホワイト ギフトボトル」

「コタキホワイト 米袋パッケージ」

株式会社サヱグサ&グリーン
URL:http://www.kotakirice.jp
2016/10/14


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