ミマキエンジニアリングがダイレクト捺染インクジェットプリンタのエントリー機「Tx300P-1800B」を発売

「Tx300P-1800B」

株式会社ミマキエンジニアリングは、ダイレクト捺染インジェクトプリントのエントリーモデル「Tx300P-1800B」を2016年12月に発売する。最大作図幅は1880mmで、出力解像度は最大1440dpi。ベルトによる生地の搬送機構が採用されており、薄い生地や伸びやすい生地でも安定したプリントを実現できる。販売予価は、RasterLink6同梱モデルが795万円(税抜)で、TxLink3 Lite同梱モデルが825万円(税抜)。

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同社では、これまでにもテキスタイル / アパレル市場に向け、1.8m幅のベルト搬送方式ダイレクト捺染インクジェットプリンタを幅広くラインナップしてきた。今回の「Tx300P-1800B」は、それらのエントリー機として、サンプル作成や小ロットのオンデマンド生産が求められる生産現場やデザイン現場での使用が見込まれている。初めてデジタルプリンタを購入するユーザーでも安心して使用できるように、同社「TAラボセンター」で、仕事に合わせた前処理剤 / 後処理工程の提案や、使用にあたってのサポートも提供中だ。
本製品には捺染顔料インクの搭載が可能で、綿や麻などでも蒸し / 洗いなどの工程を原則として省き、比較的に簡易な設備でのプリントが可能。そのほかにも、反応染料 / 昇華染料 / 酸性染料 / 分散染料といった豊富なインク種に対応し、プリントしたい素材に合わせて選択できる。どのインクも真円に近い形状で真っ直ぐ吐出する独自の波形コントロール技術や、パスの端を拡散させることでバンディングや色ムラの発生を軽減する「MAPS4(Mimaki Advanced Pass System 4)」も搭載。自動でノズル抜けを検出してクリーニングする「NCU(Nozzle Check Unit)」をはじめ、自動的な連続運転を支援する機能も用意されている。本体サイズは3197(幅)×1845(高さ)×1798(奥行)mm、重量は627kgで、プリントデータ転送機能のインターフェイスはUSB 2.0 Hi-speedおよび1000BASE-T。
株式会社ミマキエンジニアリング
URL:http://japan.mimaki.com/
2016/10/18


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