EIZOとしては初めてUSB Type-Cを搭載した27型液晶ディスプレイ「FlexScan EV2780」が登場
EIZO株式会社は、27.0型の液晶ディスプレイ「FlexScan EV2780」を発売する。カラーバリエーションは2色で、ブラック機が2016年11月18日（金）、ホワイト機が12月21日（水）に発売。HDMI / DisplayPortに加え、同社製品としては初めてUSB Type-Cが入力端子に採用されている。価格はオープンで、参考価格としてのEIZOダイレクト販売価格は各11万1024円（2016年10月26日時点での税込価格）。
本製品では、USB Type-C接続によって映像 / 音声 / USB信号を1本のケーブルで伝送でき、最大30Wまでの給電にも対応する。同じくUSB Type-Cを搭載するノートパソコンとの接続などで、従来より大幅にケーブル周りをスッキリとさせることが可能だ。本体の基本スペックは、アンチグレアタイプのIPSパネルを採用し、推奨解像度が2560×1440pixels。標準輝度は350cd/平方メートル、標準コントラスト比は1000：1、標準応答速度は5ms（中間階調域）で、水平 / 垂直ともに178°の視野角が実現されている。
本体にはスピーカー（1W＋1W）を実装し、ダウンストリーム2ポートのUSB 3.1ハブ機能も利用が可能。筐体設計では、画面の額縁部が全辺1mmのフレームレスかつフルフラットデザインが採用された。スタンド部は、155mmの昇降、上35°/下5°のチルト調整、344°スウィーベルに対応し、左右それぞれ90°の縦回転も行える。本体サイズは611.6（幅）×390.2〜545.2（高さ）×245（奥行）mmで、重量は約8.1kg。製品には、USB Type-Cケーブル / HDMIケーブル / 2芯アダプタ付きコードが同梱されている。