任天堂がポケモンGOで得た利益は120億円! 前年同期の105億円増し

ポケモンGOイメージより

任天堂株式会社は26日、2016年9月中間決算を発表。その中で平成29年3月期第2四半期連結累計期間における営業外収益を発表し、主な収入先が、ポケモンGOやポケモンブランドを手がける株式会社ポケモンであると明らかにした。

 

同社によると、「ポケモンGO」の配信以来、過去に発売した「ポケットモンスター」シリーズのソフトが販売数を伸ばし、海外では対応ゲーム機の販売も増加。ハードウェア販売台数は前年同期比19%増の271万台、ソフトは前年同期並の1923万本になったという。

 

ポケモンGOはリリースから1ヶ月で課金額が全世界で200億円を突破し、9月には累計売上500億円を達成している。当初、任天堂は「ポケモンGOが任天堂の業績に与える影響は限定的」というコメントを発表していたが、120億円という数字は“限定的”に収まらないスケールとなった。

 

最近では「ポケモンGO Plus」の販売で話題になり、海外メディアの分析では未だに1日2億円の売上げと70万回ダウンロードがあるとしている。「相棒ポケモン」や「ハロウィンイベント」などのアップデートも頻繁にあり、一度離れたが戻ったという報告も聞かれる。

 

リリース前に構想が明らかになった「ミュウツー」をみんなで倒すレイドイベントや今後にアップデートされる「ポケモン金銀」の追加などもあり、「ポケモンGO」は根強い人気を維持しそうな情勢だ。

発表資料

URL:https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2016/161026_4.pdf

2016/10/27

 

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