日本人作家が手掛けた“人間技とは思えない”作品を紹介する「神の手●ニッポン展」の第2弾が開催

エッグアート(遠藤一恵氏)

2016年11月18日(金)から12月25日(日)まで、目黒雅叙園内の東京都指定有形文化財「百段階段」にて、「神の手●ニッポン展II」が開催される。昨年も目黒雅叙園を皮切りに開催され、全国を巡回して好評を博した合同展の第2弾。まるで“神の手”を持つような“人間技とは思えない”高度な技術を繰り広げる日本人作家を紹介し、その作品を通じて、日本人ならではの手先の器用さや感性の豊かさ、探究心や真摯さにあらためて気付くことができる企画となっている。開催時間は10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)で、入場料は1200円(当日券)/ 学生600円 / 小学生以下無料。
本展では、日本のものづくりスピリッツを受け継ぎながら、現代において意欲的に創作活動を行ってきたアーティストたちの作品が一堂に会する。今回は第1回とは異なるアーティストが“第2期神の手●アーティスト”として選ばれた。“第2期神の手●アーティスト”として出展するのは、日本の伝統的な飾り紐「水引」の技法を用いて立体作品を創作する水引工芸家の内野敏子氏、卵の殻に装飾を施す芸術を展開しているエッグアーティストの遠藤一恵氏、アニメや映画などに登場する住まいの間取りを推理して独自の1/40スケールで制作している立体間取りアーティストのタカマノブオ氏、独自の革技法を駆使して2016年に革工芸としては全国初の県無形文化財保持者に認定されたレザーアーティストの本池秀夫氏、温かなストーリーを感じさせる作品が特徴的なペーパーアーティストの中山ゆかり氏。合わせて、“第1期神の手●アーティスト”の代表作も特別展示される。

水引工芸(内野敏子氏)

立体間取りアート(タカマノブオ氏)

レザーアート(本池秀夫氏)

ペーパーアート(中山ゆかり氏)

■期間:
2016年11月18日(金)~12月25日(日)

■開催場所:
目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」
東京都目黒区下目黒1-8-1

■問い合わせ先:
目黒雅叙園 / 神の手●ニッポン実行委員会
tel. 03-5434-3140(イベント企画)
url. http://www.megurogajoen.co.jp/event/kaminotenippon-2016/
2016-11-18
2016-12-25
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