ハウステンボスの「変なホテル」が初めてロボットがスタッフとして働いたホテルとしてギネス認定

3体のロボットが出迎える「変なホテル」のフロント

ハウステンボス株式会社は、2015年7月に長崎県佐世保市ハウステンボス町にオープンした「変なホテル〜変わり続けることを約束するホテル〜」が、ギネス世界記録(ギネスワールドレコーズ)に認定されたことを発表した。この「変なホテル」は、先進技術を導入して“ワクワクと心地よさ”を追求したロボットホテルで、「The first robot-staffed hotel(初めてロボットがスタッフとして働いたホテル)」としての認定。同社では今後も、千葉県の舞浜、愛知県のラグーナテンボス、さらには海外での新棟建設も計画している。
「変なホテル」は長崎県佐世保市ハウステンボス町に位置するホテルで、客室数はEAST ARM棟とWEST ARM棟を合わせて144室。オープンから1年ほどの2016年7月末の時点で、累計宿泊数は約5万人に達した。約180台のロボットが稼働しており、フロントでは4カ国語に対応する3体のロボットがチェックイン / チェックアウトの手続きを担当。A棟の部屋の場合には、ポーターロボットに手荷物を運んでもらうこともできる。客室でも生産性が追求されており、WEST棟ではCLT(直交集板)を使用。客室への入室には顔認証を導入し、鍵の持ち運びのわずらわしさや紛失の不安も解消されている。
ハウステンボス株式会社
URL:http://www.huistenbosch.co.jp/
2016/11/18
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