新年に向けて家屋の窓を小さな切り紙で飾る民間芸術を紹介した「暮らしを寿ぐ切り紙 窓花」展

2016年12月2日（金）から2017年1月22日（日）まで、無印良品 有楽町 2FのATELIER MUJIにて、「暮らしを寿ぐ切り紙 窓花」展が開催される。「窓花（まどはな）」とは、家屋の窓を飾る小さな切り紙のこと。本展では、新年を祝賀する素朴で温かな「窓花」が紹介される。会期中の休館日は1月1日（日・祝）。会場の営業時間は10:00〜21:00で、12月31日（土）と1月2日（月）は年末年始につき18:00までの営業となる。

年の瀬から新年を迎える季節に、人々は人類共通の祈りとして平安を願う。「窓花」は、新年を迎えるにあたり、家族の幸せを思いながら作る民間芸術だ。本展では、中国中央部に暮らす人々が、厳しい環境でも心豊かに暮らす人々の知恵や手仕事への思いを込めて作った「窓花」を紹介。農村の女性達が自らの手で、生活に欠かせない動植物、想像上の人物や生き物などをモチーフに、ハサミと紙だけでおおらかに表現している。暮らしに寄り添った美を堪能でき、まるでささやかな窓のような展覧会だ。さらに、人々が暮らしている自然の崖地に横穴を掘った構造の家屋で、推定100年近く実際に使われていたファザード（建物正面部分）も展示される。

■期間：
2016年12月2日（金）～2017年1月22日（日）

■開催場所：
ATELIER MUJI（無印良品 有楽町 2F）
東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町

■問い合わせ先：
ATELIER MUJI
url. http://www.muji.com/jp/events/ateliermuji/