Bluetooth、最新版「5」で通信速度2倍・範囲4倍になると発表

Bluetooth5イメージ

Bluetooth規格の認証団体Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)は、無線通信規格Bluetoothについて、最新バージョンの「Bluetooth 5」を発表した。

最新の「5」は従来と比べ、通信速度は2倍、通信範囲は4倍、メッセージ容量は8倍になる。これは、家などをまるごとカバーできる性能で、スマートホームやスマートカー、スマートウォッチ、防犯カメラなどに代表されるIoT（モノのインターネット）への対応を念頭に開発されている。

スマートホームイメージ

また、周囲に無線通信機能を搭載したデバイスが溢れる世の中で、Bluetooth 5ならば他のワイヤレス規格との干渉を低減し、よりよいIoT環境を構築することができるとしている。位置情報についても場所の認識性能が向上し、ユーザーにより正しい情報を与えることができる。

なお、Bluetooth5対応のデバイスについては、今後数ヶ月の内に登場するとみられる。

発表資料

2016/12/08