2017年1月1日にはうるう秒を挿入、auでは時報に1秒未満のズレが発生すると発表

国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)の発表

KDDI株式会社は19日、2017年1月1日に実施される1秒の「うるう秒」挿入に伴い、2017年1月1日9時から最大3時間は「117時報サービス」を利用する際に、1秒未満のズレが発生すると発表した。

 

「うるう秒」(閏秒)とは、協定世界時(UTC)とのズレを修正するために時間を追加もしくは削除して調整する秒のこと。実施するのは、日本標準時の維持・通報を行っている国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)で、2017年1月1日の日本標準時午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に1秒間を挿入し、通常時には存在しない「午前8時59分60秒」という時間が発生する。

 

これにより、auの各サービス(au携帯電話・auひかり電話サービス (マンションプラス電話、auひかりちゅら含む)・ホームプラス電話・ケーブルプラス電話 (J:COM PHONE プラス含む)・光ダイレクト)から「117時報サービス」を利用すると時報に1秒未満のズレが発生する。

 

なお、NICTは「日本標準時大型表示装置」で「午前8時59分60秒」という表示を実施。それを観覧するイベントも開催する。

イベント詳細

発表資料(au)

URL:http://www.kddi.com/important-news/20161219/

 

うるう秒観覧イベント(NICT)

URL:https://www.nict.go.jp/info/event/2017/01/170101-1.html

2016/12/20

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