日本の伝統文化に触れられる東京国立博物館の新春企画「博物館に初もうで」

国宝「松林図屏風(左隻)」長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀(1月2日〜1月15日)

2017年1月2日(月)から1月29日(日)まで、東京国立博物館にて「博物館に初もうで」が実施される。2003年から開始された恒例の新春企画で、日本美術や伝統芸能を体験できるイベント。2017年の干支にちなんだ「酉」をテーマとする美術工芸品の展示をはじめ、会期中には各種の催しが展開され、特に1月2日(月)と1月3日(火)には和太鼓 / 曲独楽 / 獅子舞 / 落語などの伝統芸能も披露される。
本イベントの関連企画の1つ「新春特別公開」(1月2日〜1月15日)では、東京国立博物館が所蔵する国宝の「松林図屏風」(長谷川等伯筆)や古今和歌集(元永本)上帖など、選りすぐりの作品が期間限定で公開される。本館 特別1室・特別2室での展示「新年を寿ぐ鳥たち」(1月2日〜1月29日)では、「暁の鳥」と「祝の鳥」の2部構成で鳥を表わす美術工芸品を紹介。松竹梅や富士山のような吉祥をテーマにしためでたい作品の数々も展示され、正月らしさを味わえる。作品の展示だけではなく、新春を彩る「いけばな」での演出(1月2日〜1月15日)や、VR作品「江戸城の天守」の無料上演(1月2日〜1月3日)なども実施される予定だ。
会期中の休館日は毎週月曜(1月2日と1月9日は開館 / 1月10日は振替休館)で、開館時間は9:30〜17:00(特別展を除き金曜と土曜は20:00まで開館 / 入館は閉館30分前まで)。観覧料(特別展は別料金)は一般620円 / 大学生410円で、高校生以下および満18歳未満 / 満70歳以上は無料となっている。

「鶏に餌をやる男女」鈴木春信筆 江戸時代・18世紀(1月2日〜1月29日)

「獅子舞」の過去の実施例(1月2日〜1月3日)

■期間:
2017年1月2日(月)~1月29日(日)
※企画によって実施期間は異なる

■開催場所:
東京国立博物館
東京都台東区上野公園13-9

■問い合わせ先:
東京国立博物館
url. http://www.tnm.jp/
2017-01-02
2017-01-29
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