第11回文化庁メディア芸術祭

第11回文化庁メディア芸術祭
――国立新美術館で受賞作160作品を展示

アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門を中心に、国内外の優れたコンテンツを紹介・展示する「第11回文化庁メディア芸術祭」が、国立新美術館で開催中だ。主催は文化庁と国立新美術館、CG-ARTS協会。会期は2月17日までで、入場料は無料。


第11回文化庁メディア芸術祭メインビジュアル(右)

会場を昨年までの東京都写真美術館(東京・恵比寿)から国立新美術館に移し、展示面積を約2倍に拡大して行われる今年の同展。世界43の国・地域から応募のあった2,091作品から優秀作品を選出し、審査委員会推薦作品と合わせた約160点を展示・上映している。





展示会場内の模様

本年度の大賞作品には、以下の通り。

●アート部門
「nijuman no borei」ニジュウマン ノ ボウレイ(ジャン ガブリエル ぺリオ)

●エンターテインメント部門
「Wii Sports」ウィースポーツ(「Wii Sports」開発チーム代表 太田敬三)

●アニメーション部門
「河童のクゥと夏休み」(原 恵一)

●マンガ部門
「モリのアサガオ」(郷田マモラ)


「nijuman no borei」
©Envie de Tempête Productions


「モリのアサガオ」
©郷田マモラ/双葉社


アート部門優秀賞「ビュー・ビュー・View」(blue elephant)
©電気通信大学 稲見研究所

会場はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門のエリアに分けられ、それぞれの受賞作品を展示している。写真はマンガ部門展示エリア

同展では受賞作品展ほかにも、受賞者や審査委員らによる多数のシンポジウムや、SIGGRAPH(シーグラフ)など、海外のメディアアートフェスティバルからフェスティバルディレクターを招き作品紹介を行う上映会、第13回学生CGコンテスト受賞作品展など、多数の催しが行われる。


第11回文化庁メディア芸術祭
主催:文化庁、国立新美術館、CG-ARTS協会
問い合わせ:CG-ARTS協会 文化庁メディア芸術祭事務局
フリーダイヤル 0120-454536(会期中のみ)
03-3535-3601(会期後)
URL: http://plaza.bunka.go.jp/
http://plaza.bunka.go.jp/festival/
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