KDDI、IoT向け通信技術「LoRaWAN」の検証キットを提供開始

システム概要図

KDDI株式会社は、IoT向け通信技術「Low Power Wide Area」ネットワークのひとつである「LoRaWAN」に対応した検証キット「LoRa PoCキット」を2017年1月に提供開始すると発表した。
「LoRaWAN」は、半導体メーカーや機器メーカーなどで構成される「LoRa Alliance」が策定した、920MHz帯などの無線局免許が不要な周波数帯を利用した無線通信規格。省電力かつ広範囲に通信することが可能で、従来と比較して電源の確保が難しい場所や、電波の届きにくい場所でも利用できる。

今回提供開始する「LoRa PoCキット」は、株式会社ソラコムが開発したシステムと、KDDIのIoT向け回線サービス「KDDI IoTコネクト Air」を連携させた法人向け検証キット。顧客の要望に合わせてLoRaゲートウェイを設置し、LoRaWANによるエリアを構築することが可能で、LoRa端末の管理や運用、アプリケーションサーバーの利用も行える。

また、別途IoTクラウドサービス「KDDI IoTクラウド Creator」を利用することで、独自のアプリケーションサーバーの開発も行える。
発表資料
URL:http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2016/12/27/2227.html
2016/12/28
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