木田安彦氏が7年をかけて制作した木版画シリーズを紹介する展覧会「ふるさとの名山」

木田安彦 木版画展「ふるさとの名山」

2017年1月10日(火)から3月17日(金)まで、ノエビア銀座ギャラリーにて、木版画展「ふるさとの名山」が開催される。木版画家として「三十三間堂」や「西国三十三所」などの細密なシリーズ作品を発表するほか、ガラス絵 / 板絵 / 水墨 / 書のような各種の手法を用いて活躍した木田安彦氏(1944〜2015年)の作品を紹介する展覧会。入場無料、時間は10:00〜18:00で、土日祝は17:00までの開催となっている。
1944年に京都市で生まれた木田安彦氏は、1975年から版画家としての作家活動に専念しつつ、表現の領域を多彩に拡大。1977年には日本を代表するグラフィックデザイナーの田中一光氏(1930〜2002年)に見出され、セゾングループのクリエイティブ・スタッフとなった。2004年に第17回京都美術文化賞、2006年に第24回京都府文化賞功労賞、2011年に平成23年度京都市文化功労者顕彰を受賞。「ふるさとの名山」は、そんな木田氏が2000年から7年をかけて制作した木版画シリーズだ。ふるさとの風土や人の営みを織り込み、日本の山々の特徴を見事にとらえた作品群。奈良の「吉野山」には桜の木々、鹿児島の「開聞岳」には蘇鉄の茂みなど、作品中では各地を象徴する風物が大胆にあしらわれている。
■期間:
2017年1月10日(火)~3月17日(金)

■開催場所:
ノエビア銀座ギャラリー
東京都中央区銀座7-6-15 ノエビア銀座本社ビル 1F

■問い合わせ先:
ノエビア銀座ギャラリー
tel. 0120-401-001
url. http://gallery.noevir.jp/
2017-01-10
2017-03-17
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