神戸開港150年を記念した特別展示「ファッション都市神戸-輝かしき国際港と地場産業の変遷」

摂州神戸海岸繁栄之図
長谷川小信(二代貞信) 明治4年(1871) 神戸市立博物館蔵

2017年1月19日(木)から3月26日(日)まで、神戸ファッション美術館にて、「神戸開港150年記念 ファッション都市神戸-輝かしき国際港と地場産業の変遷」が開催される。150年間にわたり多様なスタイルを発信し続けている神戸のファッションや地場産業に注目した特別展示。あらためて神戸という街と歴史を考察することにより、“ファッション都市神戸”の魅力が再発見されている。開館時間は10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)で、特別展示 / ベーシック展示を合わせた入館料は一般500円 / 小中高65歳以上250円。休館日は毎週月曜で、3月20日(月・祝)は開館し、翌3月21日(火)が振替休館となる。
1868年に日米修好通商条約などによって開港した神戸は、古くは奈良時代から日本有数の国際貿易港であった。本展では、明治の開港を契機に巨大貿易港として発展する過程で根付いた産業と文化を特集。外国人居留地に移り住んだ人々との交流にも刺激を受けて発展し、1973年のファッション都市宣言でも言及された「神戸洋服」「アパレル」「神戸靴」「ケミカルシューズ」「真珠加工」「清酒」「コーヒー」「洋菓子」「神戸洋家具」という9つの地場産業に代表されるように、ハイセンスかつエキゾチックな神戸の文化が紹介される。学芸員が展覧会の見所を解説する約30分の「ギャラリートーク」(申込不要 / 要入館料)が、2月19日(日)と3月19日(日)の各日14:00から実施されることをはじめ、会期中には各種のトークショーなどの関連イベントも展開。

アフタヌーン・ドレス
1868-70年頃 イギリス 神戸ファッション美術館蔵

メンズ・スーツ
1870-80年頃 アメリカ 神戸ファッション美術館蔵

■期間:
2017年1月19日(木)~3月26日(日)

■開催場所:
神戸ファッション美術館
兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1

■問い合わせ先:
神戸ファッション美術館
tel. 078-858-0050
url. http://www.fashionmuseum.or.jp/
2017-01-19
2017-03-26
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