金沢の伝統的な手工芸を堪能できる「加賀ゆびぬき結の会作品展〜絹糸万華鏡 最終巻〜」

2017年1月23日（月）から1月28日（土）まで、東京交通会館 2F ギャラリーにて「加賀ゆびぬき結の会作品展〜絹糸万華鏡 最終巻〜」が開催される。金沢伝統の手工芸「加賀ゆびぬき」の普及活動を行っている「加賀ゆびぬき結の会」の展覧会。主宰の石井康子氏や講師、結の会のメンバーを合わせて230名の作品が展示され、「加賀ゆびぬき」作家として活躍する大西由紀子氏、横井早苗氏、寺島綾子氏といったゲストによる作品も紹介される。入場無料。

「加賀ゆびぬき」は、裁縫道具としての実用性と伝統手工芸ならではの趣向を兼ね備えた逸品だ。もとは石川県の金沢に伝わる加賀友禅のお針子さんたちが自分用に糸かがりの「ゆびぬき」を作ったのが始まりとされているが、その色彩豊かな絹糸の美しさが高い評価を獲得。現在では、単なる「ゆびぬき」に留まらず、帯留めやネックレスなどの各種アクセサリーにも応用され、趣味の手工芸としても広く親しまれている。

本展は2004年以来ほぼ2年に1度の頻度で開催されており、今回で第6回目。タイトルに“最終巻”とあるように、これまでの集大成と位置付けて、1つの区切りとしての展覧会だ。開場時間はいずれも10:00で、1月23日（月）と27日（金）は19:00まで、1月24日（火）〜26日（木）は18:00まで、最終日の1月28日（土）は16:00までの開催となる。

■期間：
2017年1月23日（月）～1月28日（土）

■開催場所：
東京交通会館 2F ギャラリー
東京都千代田区有楽町2-10-1

■問い合わせ先：
加賀ゆびぬき結の会
tel. 03-3215-7962
url. http://quilt-yui.com/