Mozilla、デスクトップ版とAndroid版の「Firefox 51.0」をリリース

「Firefox」

Mozillaは、Webブラウザ「Firefox」の最新版として、デスクトップ版とAndroid版の「Firefox 51.0」をリリースした。デスクトップ版は、Windows、Mac、GNU/Linuxに対応。なお、本バージョンはWindows VistaやXP(SP2以降)にも対応しているが、通常版はは2017年3月に両OSのサポートを終了することが先日アナウンスされており、以降はXP / Vistaユーザーは自動的にESRへ切り替えとなる(セキュリティ更新は2017年9月まで提供予定)。
マルチプロセス機能「E10s」が高速化してタブの切り替えが素早くなったデスクトップ版の「Firefox 51.0」では、URLバーにズームボタンが追加され、拡大 / 縮小の倍率が表示されるようになった。ズームボタンをクリックすることで、標準の倍率に戻すこともできる。また、パスワードを保存するダイアログ上で、保存前にパスワードを確認できる仕様を採用。submitイベントが発生しない場面でも、パスワードを保存できるようになっている。
さらに、GPUが搭載されていない環境では、動画を再生する際にCPU使用率を抑えるように再生性能が向上。FLACの再生やWebGL 2にも対応した。Android版では、新機能としてネパール語 [ne-NP]、ブルガリア語 [bg]、カビル語 [kab] をロケールに追加。ベラルーシ語 [be] が削除されている。
一般社団法人Mozilla Japan
URL:https://www.mozilla.jp/
2017/01/26
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