モリサワがフルカラーのオンデマンドプリンタの新製品「RISAPRESS Color720/720P/620」を発売
株式会社モリサワは、フルカラーのオンデマンドプリンティングシステム「RISAPRESS Color720/720P/620」の販売を開始した。RISAPRESSシリーズの新製品で、「RISAPRESS Color710/710P/610」の後継機。用紙対応力が強化し、長尺 / 封筒印刷での生産性を高めるなどの新たな機能が追加されている。価格（標準システム）は「720」が1497万円（税抜）、「720P」が1434万円（税抜）、「620」が974万円（税抜）。
今回発売された3機種は、出力解像度が1200（3600相当）×1200dpiの製品で、最大印刷領域は323×480mmとなっている（長尺紙では323×1195mm）。SRA3用紙などに対応し、複写原稿は最大A3サイズまでの対応が可能だ。CPU / メモリの構成は「720」と「720P」がCore i5-4570S（2.9GHz）/ 10GB、「620」がPentium G3420（3.2GHz）/ 4.0GBを採用しており、「720」と「620」は1.0TB×3のHDDを備えている。
用紙対応力の強化としては、最大で坪量350g / 平方メートルの厚紙の両面印刷もサポート。301g / 平方メートル以上は給紙ユニットでの対応となる。また、スキュー調整機能が追加され、回転とスキューの補正値を入力することで、画像処理での高精度な見当合わせが実現される。長尺印刷については、最大750mmの用紙を最大1000枚（坪量80g / 平方メートル時）連続印刷できる大容量給紙ユニットを新たにオプションで用意。さらに、封筒印刷対応大容量給紙ユニットや封筒印刷専用定着ユニットを装着することで、封筒印刷の生産性も大幅に高めることができる。