4月1日から解体が始める銀座ソニービル、外壁のルーバーを裁断・加工して販売

販売されるルーバー

ソニー企業株式会社は1日、3月31日をもって営業終了となり、解体される銀座のソニービルについて、外壁のルーバーをチャリティ販売すると発表した。販売期間は2017年3月1日11:00~2017年6月30日17:00、配送予定日は2017年10月以降予定。収益はセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとソニーが共同で立ち上げたファンド「子供のための災害時緊急復興ファンド」に寄付される。価格は1個5000円(税込・送料込)。

 

ルーバーとは外壁に取り付けられ、目隠しや光の遮断・調節に使う羽板のこと。ソニービルでは、フロアの高さが90cmずつずれている「花びら構造」を外から見えるようにするため、エッフェル塔のような三角形のルーバーが採用された。

外からフロアのずれを確認できる

今回販売されるのは、手作業で縦10×横6×奥行き10cmに裁断・加工されるルーバー。アルミ製で160gにカットされたルーバーには、ソニービルのロゴと、ソニービル誕生の1966年と解体の2017年の年号が刻印されている。

外壁に使用されているルーバー

なお、ソニービル解体後は2020年まではビルを建てずにイベント空間として活用し、2022年以降に新ビルでの営業を再開するとしている。

 

銀座ソニーパークプロジェクト

URL:https://first-flight.sony.com/pj/sonybuilding/

2017/03/03

 

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