トレンドマイクロ、フリーWi-Fiでも通信の盗み見を防げる「フリーWi-Fiプロテクション」発売

(左)メイン画面  
(右)通信暗号化設定画面

トレンドマイクロ株式会社は9日、Wi-Fi利用時の通信を暗号化し保護する、ios/Androidスマホ・タブレット用のセキュリティアプリ「フリーWi-Fiプロテクション」を、2017年3月9日(木)に発売開始すると発表した。

 

インターネットにつながる無線LAN規格のWi-Fiは、ドコモ・au・ソフトバンクなどの携帯キャリアが提供するものやスターバックスやマクドナルドなどの店舗による提供、地方自治体が整備したWi-Fiなど、無料で利用できるフリーWi-Fiが普及しつつある。

 

また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、訪日外国人向けにもフリーWi-Fiの設置は加速度的に増加すると見られる。

 

そのようなフリーWi-Fi利用の増加につれ、脆弱な設定のフリーWi-Fiや攻撃者が設置した偽のフリーWi-Fiへの接続などによる情報漏えい、通信の盗み見などのセキュリティリスクが危惧されている。

 

同社の「フリーWi-Fiプロテクション」は、安全性の低いフリーWi-Fiのアクセスポイントに接続しても、その通信をVPN(Virtual Private Network)で暗号化し、通信の盗み見や情報漏えいのリスクを低減できる。

 

ほかにも、「フリーWi-Fiプロテクション」インフラと、同社が保有する莫大なセキュリティ情報のビッグデータを連携させ、ユーザがフィッシング詐欺サイトや偽サイトなど、不正サイトへアクセスすることをブロックしてくれる。

 

価格は1年版ライセンス2900円、2年版ライセンス5000円(各税込)。

発表資料

URL:http://www.trendmicro.co.jp/jp/about-us/press-releases/articles/20170306055111.html?cm_re=news-_-corp-_-press

2017/03/10

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