年間定額制フォントサービス「LETS」の新書体が発表！イワタLETSやモトヤLETSにも追加書体
フォントワークス株式会社は、年間定額制フォントサービス「LETS」で2017年4月に提供が開始される新書体を発表。フォントワークスコレクションの「LETS」のほか、「イワタLETS」や「モトヤLETS」に追加される新書体も公開された。ウエイトのバリエーションも含めて数えると、「LETS」では15書体、「イワタLETS」では35書体、「モトヤLETS」では7書体が用意されている。
「LETS」（フォントワークスコレクション）の新書体は、筑紫新聞明朝 Pr6-L、UD角ゴ_ラージ Pr6-E/H/U、UD角ゴ_スモール Pr6-E/H/U、パルラムネ Std-B、FWタイ-R/DB/B、FWヘブライ-R/DB/B、フォントワークス絵文字。「筑紫新聞書体」は筑紫書体の新シリーズで、「UDフォント」はIAUDアウォードを受賞した書体だ。高まりつつあるインバウンド需要に応えるべく、タイやヘブライの多言語フォントも拡充されることとなった。
「イワタLETS」の新書体は、イワタ新ゴシック体かなA / B / C / D / E Pro。それぞれ、ウエイトのバリエーションにL/R/M/B/E/H/Uが用意されている。これらの書体は、「イワタ新ゴシック体」の仮名フォントとして作られた「かなA〜E」を、漢字と一緒に収録したもの。可読性を高めるものや手書き風で流動感を与えるものなど、各書体のデザインの方向性は異なる。
「モトヤLETS」の新書体は、モトヤ刀筆 2B/4/6、モトヤ古印 3/5、モトヤS正楷書 5、モトヤS新楷書 5。「刀筆」は、ゴシック体の骨格に刀をイメージしたアクセントが加えられている書体だ。「古印体」「S正楷書5」「S新楷書5」といった伝統書体も、新たなフォントフォーマットでリリースされる。