土門拳が撮影した昭和20年代後半から30年代初頭の写真を鑑賞できる展覧会「昭和のこども」

「土門拳写真展 昭和のこども」

2017年3月21日(火)から6月9日(金)まで、ノエビア銀座ギャラリーにて「土門拳写真展 昭和のこども」が開催される。写真界の巨匠である故・土門拳(1909~1990年)の作品を紹介する展覧会。入場無料、開催時間は10:00~18:00で、土日および祝日は17:00までの開催となる。
土門拳は山形県飽海郡酒田町(現在の酒田市)に生まれ、写真館の門下生を経て、1935年に名取洋之助主宰の「日本工房」へ入社。対外宣伝誌「NIPPON」を中心に、海外へ日本を紹介する写真を多く撮影した。以後、脳血栓で倒れる1979年まで激動の日本を記録し、1981年に株式会社毎日新聞社が土門拳賞を設立するなど、その名前と作品は現在も広く知られている。
土門拳は1950年代に、街頭で遊ぶ子どもたちを精力的に撮影した。彼は時間をかけ、子どもたちがカメラを意識せずに自然な表情を見せるまで待つなどして撮影。本展では、その「昭和のこども」の写真を鑑賞できる。当時は、家の外で生き生きと遊ぶ子どもたちが町にあふれていた時代。写真の中の無心に遊ぶ子どもたちの姿と笑顔は、幼い日々の記憶を蘇らせるだけではなく、時代を超えて力と希望を与えてくれる。
■期間:
2017年3月21日(火)~6月9日(金)

■開催場所:
ノエビア銀座ギャラリー
東京都中央区銀座7-6-15 ノエビア銀座本社ビル 1F

■問い合わせ先:
ノエビア銀座ギャラリー(株式会社ノエビア)
tel. 0120-401-001(平日9:00~18:00)
url. http://gallery.noevir.jp/
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