京友禅の着物や西陣織の帯そのものをガラスに封じ込めた“着物ガラスART”の展覧会が開催

孔雀を主題にした「和硝子」

和硝子屋株式会社は、2017年4月1日(土)から4月7日(金)まで、名古屋城 本丸御殿「孔雀の間」にて、展覧会「和硝子の世界」を開催する。「和硝子」は、京友禅の着物や西陣織の帯そのものをガラスに封じ込めた“着物ガラスART”。“和”の美しさで彩られた雅な新作が数多く展示される。入場無料で、開場時間は9:30〜16:30。
「和硝子」は、長年にわたり培われて受け継がれてきた日本の職人の伝統技術を、着物デザイン / 硝子細工 / 建築での経験や知識を生かして、後世に残すことを大きな目標として作り上げられた。現在では和服を着る機会は一般的に少なくなっているが、着物や帯は日本が誇るべき卓越した美術作品。“着物ガラスART”の「和硝子」は、職人の減少で伝承が難しくなっている伝統文化に、新たな価値を付加する試みだ。
このアートは京都から発信され、昨年にはアメリカでも好評を博した。今回の展覧会は、復元が進む名古屋城 本丸御殿を有効活用し、名古屋市が一般へ部屋を貸し出す事業の一環として企画。名古屋が中日ドラゴンズのお膝元であることにもちなんで、ダイヤモンドの瞳を持つ「白龍」、金銀の「夫婦龍」や「神龍」なども展示され、計20点ほどの作品の披露が予定されている。

龍を主題にした「和硝子」

■期間:
2017年4月1日(土)~4月7日(金)

■開催場所:
名古屋城 本丸御殿「孔雀の間」
愛知県名古屋市中区本丸1-1

■問い合わせ先:
和硝子屋株式会社
url. http://www.kyoto-waglass.com/
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