浮世絵の世界と現代を見比べできるアプリ「浮世絵で歩く日本の名所」
早稲田システム開発株式会社は3日、地図上に浮世絵が描かれたおおよその場所をプロットし、現在の街と浮世絵が描かれた当時の姿を比較して楽しめるアプリ「浮世絵で歩く日本の名所」をリリースしたと発表した。
本アプリは、245点の浮世絵がどこで描かれたかがわかる位置情報アプリ。中山道広重美術館が所蔵する中から、「木曽海道六拾九次之内」「東海道五十三次之内」「名所江戸百景」を中心に掲載されている。
作品を探すには、マップ上から探す「地域から探す」、収蔵先から探す「所蔵館から探す」、作品タイトルや作者から探す「キーワードから探す」の3タイプを用意。
メインの「地域から探す」では、地図に作品を描いたと思われる場所がピンで表示される。例えば、都営新宿線の森下~浜町間にあるピンをタップすると、タイトルと作者が表示され、「詳細」をタップすれば、歌川広重の名作「大はしけあたけの夕立」が見られる。
江戸時代に描かれ、町民の生活などを生き生きと描いた浮世絵と、現代の街の様子を見てみて、時代の移り変わりやデザインの表現の変化を比べるのも面白い。
「浮世絵で歩く日本の名所」
URL:https://lp.jmapps.ne.jp/ukiyoe/
2017/04/03