電子ペーパーを使った2画面楽譜専用端末「GVIDO」が9月に発売

2画面電子ペーパー楽譜専用端末

テラダ・ミュージック・スコア株式会社は、「2画面電子ペーパー楽譜専用端末(ブランド名:GVIDO)」と、電子楽譜を管理できるクラウドサービス、純正アクセサリーを9月20日に提供開始すると発表した。日本、北米、欧州での販売を予定しており、販売価格は米国で1600ドル(税抜)となる予定。
電子楽譜専用端末は、E Ink社製「Carta e-paper technology」を採用した「Mobius」13.3 型フレキシブル電子ペーパーを搭載しており、大型2画面ながら薄型軽量を実現した。また、株式会社ワコムと共同でGVIDOスタイラスペンを開発し、2画面ともペンの書き込み、消去などを行える。

ページ捲りは独自の赤外線スイッチを搭載し、ユーザーの使い勝手に合わせて機能を設定できる。電子楽譜のファイル形式はPDFに対応し、楽譜を複数の手書きやブックマークなどとともに保存できる。内蔵メモリに加えてmicroSDカードスロットも搭載しており、大量の電子楽譜を持ち運べる。

Wi-Fi機能で「GVIDOクラウドサービス」と接続することにより、楽譜の保存や購入を行える。別売りのフットスイッチと有線または無線で接続することで、ページ捲りやセットリストの操作などをフットスイッチだけで行える。
テラダ・ミュージック・スコア株式会社
URL:http://www.gvido.tokyo/
2017/04/06
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