フォントワークス、大日本印刷のオリジナル書体「秀英体」のLETSでの提供を7月から開始

「秀英体」

フォントワークス株式会社は、大日本印刷株式会社と「秀英体」のライセンス提供に合意。これにより、機器などへの組込みフォントとしての販売が開始されることとなった。2017年7月からは、フォントワークス株式会社の年間定額制フォントサービス「LETS」(https://lets-site.jp/)の新書体としても、「秀英体」17書体の提供開始が予定されている。
「秀英体」は大日本印刷株式会社が明治時代から開発を続けているオリジナル書体。線画が優美かつしなやかで、多くのデザイナー / 読者 / 編集者から読みやすい書体として親しまれている。2006年から「秀英体」のリニューアル事業「平成の大改刻」がスタートし、2009年からはDTP環境や電子書籍ビューアーなどでも使用されるようになっていた。
フォントワークス株式会社の「LETS」では、秀英明朝 L / M / B、秀英初号明朝、秀英横太明朝 M / B、秀英アンチック、秀英四号かな、秀英四号太かな、秀英角ゴシック金 L / M / B、秀英角ゴシック銀 L / M / B、秀英丸ゴシック L / Bの提供が予定されている。文字セットはAdobe-Japan 1-3(9354字)準拠。ただし、秀英明朝 L / M / Bの3書体はAdobe-Japan 1-6(2万3058字)準拠となる。
なお、「LETS」は今春に全面リニューアルを実施。インターネット接続を利用するオンラインサービスとしても提供が開始された。書類などの手続きを必要とせず、24時間いつでも見積もりや申し込みが可能となるなど、より便利なサービスとして刷新されている。
フォントワークス株式会社
URL:https://fontworks.co.jp/
2017/04/10

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