モリサワ、2017年9月1日付でのタイプバンクの吸収合併を発表
株式会社タイプバンク Webサイト
https://www.typebank.co.jp/
株式会社モリサワと、同社の100％子会社である株式会社タイプバンクは、株式会社モリサワを存続会社とした2017年9月1日付での吸収合併に合意が行われたことを発表した。近年のマルチメディア化やグローバル化といった急速な市場変化に対応するため、販売ネットワークの統合や技術力の融合により、さらに迅速に多様なフォント製品を市場に提供することを目的として実施される。
1975年11月に設立されたフォントベンダーの株式会社タイプバンクは、2010年4月に株式会社モリサワの100％子会社となり、モリサワグループの一員としてフォントの開発や販売を行ってきた。合併後、株式会社タイプバンクの事業は、株式会社モリサワが引き継ぐこととなる。
分かりやすいパソコン1台ごとの定額制の年間ライセンスで膨大な数のフォントを使用できる「TypeBank PASSPORT」や、使いたいOpenTypeフォントを必要なだけライセンス購入することができるパッケージ「TypeBank Select Pack」は、株式会社モリサワによる各種の手続き / サポートによって継続利用が可能。そのほかの製品の対応については、後日あらためて発表される予定となっている。