心に響く思い通りの写真を撮る「もっと撮りたくなる 写真のアイデア帳」

株式会社エムディエヌコーポレーションは、写真撮影の基礎テクニックから、感動を写真に表現する手法までを解説した表現アイデア大全「もっと撮りたくなる 写真のアイデア帳」を6月1日に発売した。B5判/160P/オールカラー/2,000円(税抜)。
カメラの性能が向上し、誰もが美しい写真を簡単に撮れるようになった今、「どのように写真と向き合っていくのか」は、写真を撮る上で大きなテーマだ。写真は被写体を写し撮るだけでなく、撮る人の思いを正確に映し出すため、心から伝えたいものがない写真で人を感動させることは難しい。そこで本書は、自分らしい写真とは何か、心に響く写真とは何か、そして良い写真とは何か、という大きなテーマに向き合いながら、見る人の心に響く写真を撮るための方法を解説する。

風景や被写体を思い通りに切り取るためには、技術的なテクニックが必要になるのはもちろんだ。しかし、心から伝えたいと感じる情景に出会い、それを自分というフィルターを通して作品にする時、着眼点や表現手法のバリエーション、デザイン構成といった「テーマ」が重要になってくる。単なる「カメラの使い方」に留まらず、一歩上の写真を撮るための考え方と、それを実現する為の技術的なテクニックをセットで解説しているのが本書の特徴だ。

機材の選び方や、撮影の豆知識など、役立つ情報も豊富に盛り込み「こう撮りたい」「ああ伝えたい」と、どんどんイメージが広がる内容となっている。本書を読めば、写真撮影がますます好きになり、色々なジャンルに挑戦したくなるだろう。

「色を見て色を撮る」着眼点や撮影テクニック

カラフルな描写の夜景を撮る方法

その人らしさを引き出すポートレート撮影法

心に響く写真を撮るためにはどうするか

退廃的な雰囲気で撮る方法

【本書の掲載内容】

Chapter1 自分らしい写真って何だろう?
心に響く写真を撮るために 
自由に発想し、自由に撮る 
写真が上達するということ 
人に写真を見せること 
撮りたいものが見つからないあなたへ 

Chapter2 写真をデザインするための20ケース
色を見て色を撮る
やわらかさを探す 
空気感を撮る 
しっとりと表現する 
退廃的な雰囲気で撮る 
哀愁のある風景を探す 
光そのものをとらえる 
繊細で儚い光を探す 
明と暗で撮る 
窓ぎわの光を操る 
ストロボを当てる 
真ん中で撮る 
対比させてみる 
パーツで切り取る 
動かしてみる 
ぼかしてみる 
消してみる 
足してみる 
距離感を意識する 
焦点の合わせ方を知る 

コラム ひとりで撮る、みんなで撮る 

Chapter3 視点を広げるための6ケース
海と波と空 
花と季節 
子どもと公園 
都市と造形 
猫と街 
夜景と色彩 

コラム 写真以外で写真を学ぶ 

Chapter4 ストーリーのある写真を撮るための3ケース
ポートレートを撮る 
家族を撮る 
旅を撮る 

コラム 海外の構図事情の話
出版社:株式会社エムディエヌコーポレーション
価格:2,000円(税抜)
河野鉄平 著
URL:http://www.mdn.co.jp/di/book/3217203003/
Amazon:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844366734/mdndi-22/
2017/06/05
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