Googleアシスタントが日本語に対応、音声での検索や管理などが捗る

米Googleは、対話型の音声AIアシスタント「Google アシスタント」の日本語対応バージョンをAndroidスマートフォンへ提供開始した。Android 7.0 Nougat/Android 6.0 Marshmallow搭載のアシスタント対応端末で利用でき、今後数週間をかけて順次使用可能になる。

 

音声アシスタントは、AppleのSiriやMicrosoftのCortana、AmazonのAlexaなどで知られ、特に日本ではiPhoneのシェア率が高いことから「Hey Siri」(ヘイシリ)と呼びかけて起動できる「Siri」(シリ)に馴染み深いユーザーが多いと思われる。

 

一方、「Google アシスタント」はスマホに「Ok Google」と呼びかけるかホームボタンの長押しで起動し、音楽の再生やタイマーの設定、Googleフォトからの画像検索、メッセージの送信など様々な機能を搭載している。

 

基本的に音声での動作が可能になっていて、例えば、「今急いで向かってますとお母さんにメッセージを送信」と話しかければ、登録されている母親のアドレスへ「今急いで向かってます」というメッセージを送ることができる。

また、音声でしゃべったことをテキストメモとして残したり、搭乗予定の飛行機のフライト時刻を調べたり、ルート検索ができたりと、タスク管理、スケジュール管理、エンタメなど、様々なシーンで活躍する。

検索画面

これらはGoogleが提供するカレンダーやフォト、マップなどのサービスと連携が可能で、今後も多角的に展開するGoogleならではのサービスが期待できる。

 

なお、「Google アシスタント」はAndroidスマホ限定のサービスではなく、いずれはiosを搭載したiPhoneにも対応版が登場するとしている。

 

 

「Google アシスタント」

URL:https://assistant.google.com/intl/ja_jp/

2017/05/31

 

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