日々の礼拝を検知して神社に送信する「スマート神棚」が発売

スマート神棚

一般社団法人 神社崇敬会は、神棚ブランド「KITOKAMI」より、「スマート神棚コンセプト」を採用した神棚を発表した。同コンセプトを採用した全機能搭載型を2018年以降に発売する予定だ。
「スマート神棚」は、電源供給装置と通信装置を内蔵した台座ユニットと、上部の社殿を模した内陣(通常のお札を納める部分)で構成されている。前面にある人感センサーと音声感知センサーによって毎日の礼拝行動を検知し、礼拝の情報は各崇敬神社に送信され、神社側では毎朝の朝拝などに利用する。

人が近付くと中央のLEDが白く発光し、通信の待機情報を知らせて、神棚の前に立って「二礼二拍手一礼」の礼拝手順が行われたことを検知すると、グリーンに発光して点滅する。ほかにもLEDの点灯パターンによってさまざまな演出を行う。

通信には、崇敬神社から授与される御札型のSIMカード「神社SIM」を使用する。同SIMは、同会が運営する崇敬会ECファンディングプラットフォーム「すうけい」(6月よりスタート予定)に参加した神社の要望によってオリジナルプリントしたものを提供する。

神棚の内部には複数のSIMを差すことが可能で、同時に複数の崇敬神社に礼拝情報を送信することもできる。また、礼拝情報をもとに「すうけい」を通して各崇敬神社に対して少額の課金を行うことにより、神社の護持運営にも貢献できる。
一般社団法人 神社崇敬会
URL:http://sukei.jp/
2017/06/05
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