DouZen,inc.、機能美を追求した球形デバイス「Hale Orb」の予約販売を開始

DouZen,inc.は、6月5日、家族で写真や動画を共有するためのIoTサービス「Hale Orb」が米国クライドファウンディングサイト「Indiegogo」でわずか40時間で目標額20,000USドルを達成。これを機に日本への配送予約を開始すると発表した。予定販売価格はプラスティック製の「Latte」が199USドル、高級感と温かみのある木製の「Dark Wood」が399USドル。今なら特別枠early bird packagesで、139USドルからの予約注文が可能だ。
「Hale Orb」は、デザイン性の高い球体リモコン、テレビに接続するためのHDMIスティック「Hale Stick」、そしてインターネット上のクラウドサーバーで構成されたIoTサービスだ。生活習慣の違う家族全員が、写真や動画といった記憶を共有し、シーンに合わせて楽しむことが出来る。

基本機能はとてもシンプルだ。外出中の家族がスマホで写真を撮影して送信すると、自宅にある球体リモコン「orb」が光のアニメーションとともに点滅して受信を通知する。そして「orb」に触れると自動的にテレビが起動し、アルバム状に美しくまとめられた写真や動画を、テレビ感覚で閲覧することが出来る。閲覧するだけならば、各種アカウントも必要ないため、スマホやPCを使わない家族でも、自宅のテレビと「orb」だけで、家族アルバムを楽しむことが出来る。

また、Google、 Dropbox、 Facebook、 Instagram、 Eメール、 LINEなどを登録しておけば、「Hale Orb」が最新の写真を定期的に収集してくれるので、慣れ親しんだSNSを普段通りに使うだけで、自然と家族アルバムが出来上がるようになっている。特定のハッシュタグ付きの写真のみを共有したり、アルバムごとに招待するメンバーを選べたりと細かい設定も可能で、個々人のプライバシにも配慮がなされている。
幅広い年齢層のニーズに応える本製品だが、一番の特徴は、なんといっても「Orb」と名づけられた球体の入力インターフェイスだ。シンプルながらも機能美を追求したデザインで、リビングのインテリアにも自然に溶け込む。触感にもこだわっており、中央部分を回転させてメニューを表示したり、ワンタッチでテレビを起動したりと気持ちの良い操作感を提供してくれる。今後は、振るジェスチャーで「いいね」をする機能や、呼びかけに答えて写真やビデオを表示するボイス検索機能なども実装予定だという。

本製品は、既に18ヶ月以上をかけて準備が進められており、2017年末には商品の発送を開始する予定とのことだ。
発表資料
URL:http://douzen.com/indiegogo_jp/
2017/06/05
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