Apple、10.5型など「iPad Pro」の新モデルを発売!“ほとんどのノートパソコンよりもパワフル”と自信

「iPad Pro」

Apple社は、カリフォルニア州で開催されている開発者カンファレンス「WWDC 2017」で、新型の「iPad Pro」を発表した。12.9型の新モデルのほか、新たに10.5インチの液晶を実装したモデルを投入。64bitアーキテクチャと6つのコアを持つA10X Fusionチップを搭載し、“現在出荷されているほとんどのノートパソコンよりも高速なパフォーマンスを提供する”と標榜している。12.9型はスペースグレイ / ゴールド / シルバーの3色で、10.5型は12.9型の3色にローズゴールドを加えた4色展開。
新しい「iPad Pro」は、Retinaディスプレイを刷新し、120Hzのリフレッシュレートに対応した。そのため、Apple Pencilで絵を描く際などにも反応が良く、より自然な使い心地が実現されている。このディスプレイには新技術の「ProMotion」が導入されており、コンテンツの動きに合わせてリフレッシュレートを自動的に調整。ディスプレイの品質の向上と、消費電力の削減を両立させている。画面の解像度は、12.9型モデルが最大2732×2048pixels(264ppi)で、10.5型モデルが最大2224×1668pixels(264ppi)。iPadのためにカスタマイズされた反射防止コーティングで反射律1.8%を実現し、使用場所によっての見やすさも改善された。
12.9型も10.5型も、ストレージ容量512GB / 256GB / 64GBのモデルをラインナップ。本体には12メガピクセルカメラや7メガピクセルのFaceTime HDカメラを搭載し、4スピーカーオーディオを備えている。バッテリー駆動時間は最大で10時間。OSは、同じく「WWDC 2017」で今秋登場予定であることが発表された「iOS 11」にも対応する。既にApple Storeでの取り扱いが開始されており、12.9型の64GBモデルが8万6800円(税抜)〜、256GBモデルが9万7800円(税抜)〜、512GBモデルが11万9800円(税抜)〜。10.5型は64GBモデルが6万9800円(税抜)〜、256GBモデルが8万800円(税抜)〜、512GBモデルが10万2800円(税抜)〜となっている。
12.9型「iPad Pro」の本体サイズは220.6(幅)×305.7(高さ)×6.9(奥行)mmで、重量は677g(Wi-Fiモデル)/ 692g(Wi-Fi+Cellularモデル)。10.5型の「iPad Pro」は、本体サイズは174.1(幅)×250.6(高さ)×6.1(奥行)mmで、重量は469g(Wi-Fiモデル)/ 477g(Wi-Fi+Cellularモデル)となる。なお、オプションで購入できる新しいフルサイズのSmart Keyboardは、10.5型の「iPad Pro」用にカスタムデザインされており、薄さや耐久性の高さが特徴(別途に12.9型向けもあり)。充電やペアリングが不要で、Smart Coverに簡単に折りたたみできる。

10.5型の「iPad Pro」は、従来の9.7型モデルより約20%大きいRetinaディスプレイを採用

新しい「iPad Pro」はApple Pencilでの使い心地も向上。「ProMotion」の導入で、コンテンツの動きに合わせたリフレッシュレートの自動調整が行われる

Apple
URL:https://www.apple.com/jp/ipad-pro/
2017/06/06

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