東京メトロ、忘れ物位置を持ち主に通知する実証実験。忘れ物の多い3駅等で実施

「MAMORIO」イメージ

東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は14日、紛失防止デバイス「MAMORIO」を手がけるMAMORIO株式会社と協力し、お忘れ物総合取扱所(飯田橋駅構内)・銀座線渋谷駅・丸ノ内線池袋駅・有楽町線新木場駅の4か所で「お忘れ物自動通知サービス」の実証実験を実施すると発表した。対象は、「MAMORIO」を使用しているユーザー。

 

MAMORIOはバッグや鍵、財布などに取り付けるタグ状のデバイスで、取り付けたアイテムが手元から離れるとスマートフォンに通知して知らせるデバイス。

今回は、実証実験のためにタブレット端末を使った専用アンテナを設置。スマホの通知に気が付かず、紛失物がお忘れ物総合取扱所・駅に届けられた時、専用タグから発信される位置情報を専用アンテナで受信し、位置情報を持ち主に通知する。

サービスイメージ

メトロでは、2016年の1日あたりの忘れ物は1835件で、返還率は約29%となっており、「お忘れ物自動通知サービス」の導入で忘れ物の早期発見・引渡しに繋がるとしている。

 

実施期間は2017年6月19日~2018年3月31日。

 

発表資料

URL:http://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20170614_g25.pdf

2017/06/15

 

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