コーレル、定番デジタルペイントソフトの最新版「Corel Painter 2018」を発売

「Corel Painter 2018」

コーレル株式会社は、デジタルペイントソフト「Corel Painter 2018」を順次発売する。2017年6月28日(水)からダウンロード版の販売が開始されており、パッケージ版とボリュームライセンスは7月21日(金)に発売。本物の画材そっくりのNatural-Mediaブラシが数多く用意されており、アナログからデジタルアートへの移行もスムーズに行える。対応OSは、Windows 10 / 8.1 / 7(いずれも64bit)と、OS X 10.10〜10.11およびmacOS 10.12。
「Corel Painter」は、世界中のアーティストから高い支持を得ている定番のペイントソフトだ。多彩なブラシを備え、パソコンで作成したとは思えないほどリアルな作品を描くことも可能。最新版となる「Corel Painter 2018」では、フォトアートツールの性能が向上し、新たにクローン作成機能が搭載されて、コラージュやフォトアートの作成にも活用しやすくなっている。
「Corel Painter 2018」では、特に注目の新機能として「厚塗りペイント」も実装された。ブラシやパレットナイフを用いて、油絵具やアクリル絵具のように、盛り上げたり、塗り伸ばしたり、混ぜたり削ったりできる重厚なメディア。ブリスルブラシで筆圧や傾き、回転を適用し、パレットナイフで驚くほどリアルなブラシストロークの実現も可能だ。描いた後でキャンバスの照明を調整し、陰影を変更することもできる。
そのほかには、3Dモデルの2Dレンダリングをインポートしてソースをブレンドし、キャンバスから浮き上がる「2.5Dテクスチャブラシ」、キャンバスの一部や任意のテクスチャを選択すると、その特徴を生かした大きな画像が自動生成される「テクスチャ合成」、塗りつぶしツールや新しい塗りつぶし効果メニューを使用してキャンバスをテクスチャで大胆に塗りつぶせる機能などを新搭載。ブラシの形をカスタマイズして選択範囲を正確かつ素早く追加 / 削除できる新たな「選択ブラシ」も用意された。「テクスチャのランダム回転」機能では、任意の紙目ブラシを選択してランダム回転を有効にすることで、ストロークごとに粗目が微妙に回転して、より自然でオーガニックな仕上がりも実現できる。
ダウンロード版は、通常価格が4万9800円(税抜)で、アップグレード版が2万4800円(税抜)。パッケージ版は、通常価格が5万9800円(税抜)で、アップグレード版が2万9800円(税抜)となっている。パッケージ版では、2万4800円(税抜)のアカデミック版や、4万9800円(税抜)の特別優待版も販売。特別優待版はAdobe Photoshopや水彩、ペイントツールSAI、CLIP STUDIO PAINTなどの指定された各種ソフトを持つユーザーが購入でき、他ソフトからの乗り換えに利用できる。

「Corel Painter 2018」

「Corel Painter 2018」

「Corel Painter 2018」パッケージ

コーレル株式会社
価格:
「ダウンロード版(通常版)」4万9800円(税抜)
「パッケージ版(通常版)」5万9800円(税抜)
URL:http://www.corel.jp/
2017/06/28
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