資生堂ギャラリーの公募展「第11回 shiseido art egg」で第2弾の沖潤子氏による“刺繍”展示がスタート

「midnight」(部分)2016
絹木 綿布 絹糸 木綿糸 / 120×130×10cm
金沢21世紀美術館蔵

2017年6月30日(金)から7月23日(日)まで、資生堂ギャラリーにて「第11回 shiseido art egg」の第2弾の展示が実施される。「shiseido art egg」」は2007年に開始された公募展で、新進アーティストの活動の応援を目的とした企画。第1弾の吉田志穂氏の写真展に引き続き、第2弾となる今回は、沖潤子氏による「刺繍」をテーマとした展示が繰り広げられる。入場無料、月曜休館で、時間は11:00〜19:00(日曜および祝日は18:00まで)。
1963年埼玉県生まれの沖潤子氏は、セツモードセミナーを卒業し、企画会社勤務を経た後に自己流の刺繍を始めた。布が経てきた時間とその記憶に沖の針目を重ね合わせることで、偶然性をも含んだ“オブジェ”を創出。既存の刺繍や工芸などのジャンルにとらわれない独自の表現を探求しており、その作品は、まるで古布に新たな生を与えているかのような印象を与える。
なお、「第11回 shiseido art egg」では、沖潤子氏の個展の後に展示替えを挟み、7月28日(金)からは「菅亮平展 <インスタレーション>」を開催。会期終了後に、3名の審査員が3つの個展の中から「shiseido art egg賞」を選出する。
■期間(沖潤子展):
2017年6月30日(金)〜7月23日(日)

■開催場所:
資生堂ギャラリー
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル B1F

■問い合わせ先:
資生堂ギャラリー
tel. 03-3572-3901
url. http://www.shiseidogroup.jp/gallery/

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