スタバのれんをくぐり畳の座敷で珈琲を楽しむ、世界初の伝統日本家屋を使ったスターバックスオープン

「スターバックスコーヒー京都二寧坂ヤサカ茶屋店」

スターバックスコーヒージャパン株式会社は、清水の舞台で知られる京都・清水寺や、ねねの寺の愛称を持つ高台寺などにほど近い二寧坂（二年坂）に、伝統日本家屋をリノベーションした「スターバックスコーヒー京都二寧坂ヤサカ茶屋店」を6月30日にオープンする。

本店が建つ二寧坂は、大正数奇屋風の意匠に特徴のある伝統的建造物が建ち並ぶ歴史的風致地区であり、ショップの建物も重要伝統的建造物群保存地区の「伝統的建造物」として主屋と大塀が保存されてきた。

今回の開店にあたり、築100年を超える2階建ての伝統的な日本家屋は、可能な限り保存する形で京都の文化や伝統とスターバックスのコーヒー文化を融合させたショップとしてリニューアル。

入り口にかかる藍染のような美しい藍色が特徴ののれんには、おなじみのスターバックスのロゴが描かれ、のれんを潜ると京都・東山花灯路を思わせる光がこぼれるカウンターや、縦に真っ直ぐ伸びる通り道のような空間が広がる。

エスプレッソバーカウンター

また、前庭、中庭、奥庭の3つの庭には、印象的な蹲（つくばい）が設置され、和の情緒を醸し出している。

2階に上がると、スタバ初となる畳の座敷が3部屋あり、京都の丹後の素材を張り地に使用した座布団に座り、居心地の良い古民家の風情の中、コーヒーを楽しむことができる。

2階の座敷

なお、景観保護や通行人の邪魔になるために店舗前での行列は不可で、店内満席の場合は入場制限がかかる場合もある。

発表資料

2017/06/29