高精細複製画による屏風と映像の演出で新しいアート体験ができる展覧会「びょうぶとあそぶ」

親と子のギャラリー「びょうぶとあそぶ 高精細複製によるあたらしい日本美術体験」

2017年7月4日(火)から9月3日(日)まで、東京国立博物館の本館特別4室 / 特別5室にて、親と子のギャラリー「びょうぶとあそぶ 高精細複製によるあたらしい日本美術体験」が開催される。名品「松林図屏風」や米国フリーア美術館所蔵の「群鶴図屏風」の複製と映像のインスタレーションにより、屏風絵の世界を体感することが可能。複製画を活用することにより、ケースなしで作品に向き合える場となっている。
本イベントの複製画は、キヤノン株式会社と特定非営利活動法人京都文化協会による「綴プロジェクト」の一環として高精細画像により制作されたものを使用。映像は、この企画のためにオリジナルで新規作成されている。屏風の世界に入り込むという新しいアート体験を、大人も子どもも楽しめる体感型展示だ。
特別5室には「松林図屏風」が展示され、高さが約5m、直径が約15mの半円形の大型スクリーンに映像を投影。畳に座って見るという屏風本来の鑑賞スタイルで、作品の世界を堪能できる。特別4室では「群鶴図屏風」に鶴が降り立つ不思議な世界を演出。鑑賞者の動きに合わせて鶴が動くインタラクティブな演出や、金屏風の美しさを引き出す光の演出も加えられている。
月曜休館で、7月17日(月・祝)と8月14日(月)は開館し、7月18日(火)は振替休館。観覧料(特別展は別料金)は一般620円 / 大学生410円で、高校生以下 / 満18歳未満 / 満70歳以上は無料で観覧できる。開館時間は9:30〜17:00(金曜と土曜は21:00まで / 日曜と祝日は18:00まで / 入館は閉館30分前まで)。

展示会場イメージ(特別5室)

展示会場イメージ(特別4室)

■期間:
2017年7月4日(火)~9月3日(日)

■開催場所:
東京国立博物館 本館特別4室 / 特別5室
東京都台東区上野公園13-9

■問い合わせ先:
東京国立博物館 / キヤノン株式会社
url. http://www.tnm.jp/
url. http://canon.jp/byobu
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