国土地理院、福岡・大分の大雨被害について被災前後比較写真やドローン撮影写真を公開

大分県日田市小野付近(7月7日撮影)
出典:国土地理院ホームページ

国土交通省 国土地理院は10日、福岡と大分で甚大な被害をもたらした、6月30日からの梅雨前線に伴う大雨及び平成29年台風第3号に関する情報を公開した。

 

提供情報は6つからなり、「オルソ画像・被災前後の比較」では、ヘリによる空撮で、被災地の被災前と後の写真が比較できる。比較ページはスライドで、前後の状況を見比べられるようになっていて、例えば、大分県日田市小野付近の写真では、小野川がその川幅を大きく広げ人家を押し流し、また、山の斜面が大きく崩れて集落の目前まで達している様子がよくわかる。

 

また「UAVによる動画」ではUAV(ドローン)での空撮動画を用意。福岡県朝倉市などの映像では、濁流が道路を跡形もなく粉砕し、山はえぐり取られるように崩れ落ちるなど、大雨の恐ろしさをまざまざと見せつける。

 

なお、本情報については「現地の被災状況を心配されている国民の皆様への直接の情報提供」「関係機関が行う今後の対応等についての検討」のために公開されている。

 

国土地理院ホームページ

URL:http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/H29hukuoka_ooita-heavyrain.html#7-1

2017/07/11

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