ベルギーとその周辺地域の幻想的な美術の歴史を辿るコレクション展「ベルギー 奇想の系譜」

ヒエロニムス・ボス工房 《トゥヌグダルスの幻視》
1490-1500年頃 油彩・板 ラサロ・ガルディアーノ財団
(C) Fundación Lázaro Galdiano

2017年7月15日(土)から9月24日(日)まで、Bunkamura ザ・ミュージアムにて「ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」が開催される。中世から現代までベルギー美術の500年を、国内外のコレクションをもとに辿る展覧会。ボス派やブリューゲル、ルーベンス、クノップフ、アンソール、マグリット、デルヴォー、ヤン・ファーブルなど、ベルギーとその周辺地域を代表する総勢30名の作家の作品が一堂に揃う。会期中の休館日は7月18日(火)と8月22日(火)、開館時間は10:00~18:00(金曜と土曜は21:00閉館 / 入館は閉館30分前まで)で、当日券での入館料は一般1500円 / 大学・高校生1000円 / 中学・小学生700円。
ベルギーやその周辺地域の芸術では、幻想的な世界を表現したような強い個性と独自性が見られる。本展は、“奇想”をテーマに約120点の作品を紹介し、その芸術の発展の歴史を辿る企画だ。絵画や版画だけでなく、彫刻、音、インスタレーションなど多彩な表現で、ベルギー美術の魅力である自由かつ独創性に溢れた世界を楽しむことが可能。「第1章 15-17世紀のフランドル美術(ボスの世界 / ブリューゲルの世界 / ルーベンスの世界)」「第2章 19世紀末から20世紀初頭のベルギー象徴派・表現主義(ロップスの世界 / ベルギー象徴派 / アンソールの世界)」「第3章 20世紀のシュルレアリスムから現代まで(マグリットとデルヴォー / ヤン・ファーブルと現代美術)」と3つの章で構成されている。なお、本展では作品保護のため、会期中に一部展示替えを実施。前期は8月21日(月)までで、8月23日(水)からが後期となる。
■期間:
2017年7月15日(土)~9月24日(日)

■開催場所:
Bunkamura ザ・ミュージアム
東京都渋谷区道玄坂2-24-1

■問い合わせ先:
Bunkamura ザ・ミュージアム
tel. 03-5777-8600(ハローダイヤル)
url. http://www.bunkamura.co.jp/
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