チームラボが御船山楽園をインタラクティブなデジタルアートで彩る「かみさまがすまう森のアート展」

「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」
teamLab, 2015, Interactive Digitized Nature, 13min 24sec, Sound: Hideaki Takahashi

2017年7月14日(金)から10月9日(月)まで、佐賀県武雄市の御船山楽園にて「資生堂 presents チームラボ かみさまがすまう森のアート展」が開催される。人々の存在によって変化するインタラクティブな作品を展開し、50万平米の大庭園をデジタルアート空間に変える“光の祭”。デジタルアートの特性を生かし、自然を破壊することなく、自然そのものが自然のままアートとして表現される。入場料は、大人1600円 / 中学・高校生1200円 / 小学生800円 / 未就学児無料。時間は8月14日(月)までが20:00〜22:30、8月15日(火)からが19:30〜22:30。
1845年に開園した御船山楽園は、御船山をシンボルとし、国登録記念物の名勝地でもある大庭園だ。今回のイベントで、この御船山楽園を舞台にデジタルアート作品を披露するチームラボは、デジタル社会の各種の分野のスペシャリストから構成されている“ウルトラテクノロジスト集団”。センシングされた池の水面の映像がインタラクティブに変化する「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」、現在は廃墟となっている大浴場で訪れた人々が描いたカエルやトカゲなどの生き物が動き出す「Graffiti Nature - 廃墟の湯屋に住む生き物たち」、苔の巨岩に8mの滝をプロジェクションした「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」など数多くの作品が展開される。
なお、本イベントには株式会社資生堂も協賛。「SHISEIDO」ブランドの新スキンケアライン「WASO」における“自然からくる美しさをストレートに伝える”というコンセプトを融合させた作品「WASO Tea House - 小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花」が発表される。

「Graffiti Nature - 廃墟の湯屋に住む生き物たち」
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation

「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」
teamLab, 2017, Digitized Nature

「夏桜と夏もみじの呼応する森」
teamLab, 2017, Interactive Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi

「増殖する生命の巨石」
teamLab, 2017, Digitized Nature

「WASO Tea House - 小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花」
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

■期間:
2017年7月14日(金)~10月9日(月)

■開催場所:
御船山楽園
佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100

■問い合わせ先:
御船山楽園 / チームラボ株式会社
url. https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyama2017/
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