ウェザーニューズ、迷走台風5号の新たな進路予想モデル発表。沖縄か四国直撃か

8月2日3時時点の予想

株式会社ウェザーニューズは2日、太平洋上で不規則な進路を取る台風5号について、新たな世界の進路予想モデルを発表した。

7月31日3時時点の台風を監視する世界の各国機関の予想では、本州直撃や沖縄直撃、日本南東海域への逸脱など、様々なパターンが予想されていた台風5号(ノルー・NORU)。今回は、台風に影響を与える太平洋高気圧の大きさと位置が通常とは大きく異なるため、各国機関のコンピューターによる予測モデルにも違いが発生していた。

7月31日3時時点の予想

しかし、最新の8月2日3時時点の予想モデルでは、日本列島の南海上から西へ進み、そこから北へと進路を変えるルートがほとんどとなっている。異なるのは北へ転進するタイミングで、早めに転進すると四国中国地方横断、遅いと沖縄直撃後に対馬海峡を抜けるパターンが多く予想されている。

なお、さらに確度の高い進路予測については、各国の台風進路予想の計算がまとまって上陸の有無などが判断できる、8月3日昼頃になるとしている。

いずれにせよ、強い勢力をもって日本列島に近づく台風なので、進路予想をチェックしつつ、災害に備えておきたい。

発表資料

URL:https://weathernews.jp/s/news/typh/

2017/08/02

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